実は私もバイクに乗っていたとき車と接触し、救急車で運ばれた経 験があります。普段交通事故の患者さんの治療をしている私が自分 の治療をすることとなるとは思ってもみませんでした。病院で待た された間に考えた様々なこと、警察で行った手続き、バイクの修理、 仕事の心配と交通事故に遭うとはこういうことなのだと、つくづく 考えさせられ当院に通われる患者さんの顔が一人ひとり目に浮かび ました。自分が体験して初めてわかりました。 まず私のできることは少しでも早く痛みから解放して差し上げるこ と、交通事故は一瞬のことで気が付いたら道路に放り出され倒れて いて何が起こったのやら自分の体がどう動いたのかもわからない状 態が多く頭の混乱は大変なものです。難しい交通事故の法律や心理 面のフォローもさせていただきながらストレスを軽減し治療に専念 していただけるよう考えております。